フラッグポールはどこでできる?- 8オフィスを紹介

フラッグポールが可能な8国境オフィスを紹介

注意:この記事は法的なアドバイスを提供するものではありません。移民やビザに関する質問は、移民コンサルタントまたは弁護士資格を持つ専門家にご相談ください。

注意:2024年5月30日付でフラッグポールの営業時間が変更されています。最新情報はカナダ政府公式サイトでご確認ください。

フラッグポールとは?

フラッグポールは、アメリカとカナダの国境をまたいで行われるビザ切り替えの方法の一つです。具体的には、カナダ側からアメリカに入国し、国境を越えてフラッグポール(旗を掲げるポール)のような場所で車を停め、ビザやステータスの変更手続きを行い、再びカナダに戻るという方法です。具体的な切り替え方法についてはこちらの記事をご覧ください。大きな都市に近いオフィスでは混雑も予想されます。待ち時間はカナダ政府のサイトより確認できるので確認しておくと良いでしょう。

必要な持ち物

  • パスポート→有効期限を再確認
  • 現在のビザ→Study PermitとWork Permitの両方を持参
  • ビザ期間中のIEC緊急医療保険→BestQuote Travel Insuranceで1年間プラン$430~加入可能
  • 銀行残高証明書→$2,500。過去1週間以内に発行されたもの。
  • eTAとESTAそれぞれの登録証明書
  • POE(Port Of Entry)→ポートオブエントリーと呼ばれるビザ引換券

フラッグポールができる8オフィスを紹介

国境オフィス 営業時間
1. ピースアーチ/ダグラス BC州(ブリティッシュコロンビア州) 月曜日~木曜日  午前10時~午後4時
2. ポイントロバーツ BC州(ブリティッシュコロンビア州) 月曜日~木曜日  午前10時~午後2時
3. ナイアガラの滝 ON州(オンタリオ州) 火曜日~木曜日  午前8時~午前0時
4. ストリートステフェン NB州(ニューブランズウィック州) 24時間営業
5. バーナード・デ・ラコレ QC州(ケベック州) 24時間営業
6. アンバサダー橋 ON州(オンタリオ州) 24時間営業
7. エマーソン MB州(マニトバ州) 24時間営業
8. コッツ AB州(アルバータ州) 24時間営業

 

1. ピースアーチ/ダグラス - Peace Arch/Douglas

住所:220 Highway 99 Surrey BC  V3Z 9N7

オフィス名:Canada Border Services Agency - Douglas Port of Entry

注意点:

  1. 交通公共機関を利用すると片道2時間半かかるので車で行くのがおすすめです。
  2. 車で向かう場合はピースアーチ公園の駐車場の場所を確認してから向かいましょう。うっかり過ぎてしまうと車でアメリカに入国することになり、時間も余分にかかります。また、カーシェアリングのEvoはアメリカで運転することができませんので要注意です。

 

 

2. ポイントロバーツ - Point Roberts

住所:220 Highway 99 Surrey BC  V3Z 9N7

オフィス名:Point Roberts - Boundary Bay Border Crossing

注意点:

  1. アメリカに入国せずにフラッグポールができるオフィス。カナダ側の建物を沿うように歩いて、カナダオフィスのスタッフに話すとビザを建物内で発行してもらえます。
  2. コモンローによるスポンサービザなど複雑なケースの場合は手続きを行っていない日もあるので要注意。実際にビザ手続きを拒否されたケースもあります。ワーホリ⇔学生ビザの場合はほとんどの方がこのポイントロバーツでも無事にビザが発行されています。

 

3. ナイアガラの滝 - Niagara Falls Rainbow Bridge

住所:5660 Falls Avenue Niagara Falls ON  L2E 3P6

オフィス名:Canada Border Services Agency – Rainbow Bridge Border Crossing

注意点:

  1. 橋を境に国が分かれているので、橋を渡る必要があります。橋の通行料として$1が発生します。現金1ドル、または25セントを4枚持っていきましょう。

 

 

4. ストリート・ステフェン - St. Stephen 3rd Bridge

住所:20 St. Stephen Drive, St. Stephen NB  E3L 0B5

オフィス名:St. Stephen 3rd Bridge

注意点:

  1. この場所でフラッグポールをすることはマイナーなこともあり、アメリカ側オフィスを出るまで2時間を要したという人もいます。時間に余裕をもって行き、必要だと思われる書類は全て持参しましょう。

 

5. バーナード・デ・ラコレ - St-Bernard-de-Lacolle: Highway 15

住所:501, Highway 15 Saint-Bernard-de-Lacolle QC  J0J 1V0

オフィス名:St-Bernard-de-Lacolle: Highway 15

注意点:

  1. メジャーな国境オフィスの一つですが、ケベック州なのでフランス語で話しかけられるかもしれません。国境オフィサーは英語も話すので、わからない場合は英語で聞き返すと良いでしょう。
  2. 100以上ある国境オフィスの中で、最も混雑しているロケーションTOP10に入っています。平日に行く、時間に余裕を持っていく、など対策をしていきましょう。

 

 

6. アンバサダー橋 - Ambassador Bridge

住所:780 Huron Church Road, Windsor ON  N9C 2K2

オフィス名:Ambassador Bridge

注意点:

  1. 最も混雑する国境オフィスです。平日の中でも火曜日、水曜日、木曜日が比較的空いているので、これらの日に行くことをお勧めします。
  2. ロンドン市からは電車とバスを乗り継ぎ3時間弱で到着します。手続きの時間も含めると丸一日かかることが予想されるので、当日に後の予定は入れておかない方がよいかもしれません。

7. エマーソン - Emerson

住所:Highway 75 Emerson MB  R0A 0L0

オフィス名:Emerson

注意点:

  1. Google Reviewによると、比較的評価の低いオフィスです。人種差別されたと訴える人もいますが、快適でスムーズ、質の良いサービスだったとたたえる人もいます。

8. コッツ - Coutts

住所:Highway #4 South P.O. Box 220 Coutts AB  T0K 0N0

オフィス名:Coutts

注意点:

1. カルガリーから向かう方:国境オフィスまで車で3時間半ほどかかります。往復にして7時間ほど。忘れ物が無いようお気を付けくださいね。

最後に

お住まいの近くのオフィスは見つかりましたか?フラッグポールでのミスや忘れ物はトラブルのもとにもなり得ます。しっかりと事前準備を行って挑むと問題なく終えられそうですね。ビザ切り替え時は滞在予定期間分の医療保険証券の提示を求められることがあります。医療保険はこのウェブサイトで日本語で購入することができます。まずは見積フォームから見積もりをぜひ取得してみてください。ご不明点のある方はメールにてお気軽にご連絡ください。