カナダワーホリ渡航者が州保険に加入するメリット3つ
ワーホリでカナダに渡航する場合、カナダ国民も加入している各州の公的保険に無料で加入できるのをご存じでしょうか?
実際に補償項目について注目すると、実はワーホリ保険と州の保険では異なります。州保険に加入するメリットとして大きく3つ。
- ワーホリ渡航者は州保険が無料
- ワーホリ保険がカバーしない項目を、州の公的保険がカバー
- ワーホリ保険と州保険のダブル保険加入者にはもれなくキャッシュバック(ワーホリ保険BestQuote - MedECプラン加入者のみ・残存する保険料の25%の返金*)
これら3つの理由について解説する前に、日本とも大きく異なるカナダの医療制度について説明します。
*事務手数料$25を差し引きして返金
日本とまるで異なるカナダの医療制度
日本であれば、内科外科、耳鼻科、皮膚科など専門のクリニックが存在し、症状によってかかる科も異なりますよね。カナダで病院受診を考える時は大きく分けて2つの選択肢があります。
- 軽症の場合:ウォークイン(Walk-in)クリニックと呼ばれるクリニックに行きファミリードクターに見てもらいます。詳しい検査が必要となった場合にはクリニックのドクターにで紹介状を書いてもらいます。ウォークイン(すぐに立ち寄れる)クリニックと呼ばれているのにもかかわらず、カナダでは医師不足問題も抱えており、数時間待たされることもあります。事前に予約をすれば待ち時間はほぼありませんが、症状があるときに長時間待機するのはとても辛いことです。こちらのサイトでは症状に合わせていくことのできるクリニックの一覧を確認することができます。待ち時間もリアルタイムで記載されているため非常に便利です。
- 緊急病院や救急車を呼ぶ重症の場合:緊急の場合でも車やタクシーなどで自力で病院へ行くことができるのであれば、緊急病院に行きます。こちらも数時間待たされることが多いです。救急車は9-1-1に電話をします。
州保険に加入していると病院を受診する際の手続きが非常にスムーズです。州保険に加入するにはお住まいになる州で申請する必要があります。
州保険に加入する3つの理由
1. ワーホリ渡航者は州保険への加入が無料
ワーホリ渡航者は無料で医療を受けることができます。在住州の医療制度に申請し、登録完了の案内が届くと、基本的には医療費を払う必要はありません。ただし、
- カナダ国内でフルタイムで働いていることが条件
- 一部の医療サービスは有料
であることに注意が必要です。
以下の項目については補償されない州がほとんどです:
- ギプス、松葉杖、車椅子、ベッドなどの医療器具レンタル
- 歯医者の診察(口腔外科系の怪我など医学的に必要な場合を除く)
- 眼鏡店での診察(医学的に必要な場合を除く)
- 救急車費用(通常数百ドルかかります)
- 処方薬費用
公式ヘルスケアサイト でお住まいの州医療制度をご確認ください。
2. ワーホリ保険とカナダ公的保険のカバー範囲の相違点
ワーホリ保険と州の公的保険(GHIPとも呼ぶ)の一般的な違いは以下の通りです:
民間保険 | 州保険(GHIP) | |
既往症や持病に対する補償 | 補償無 | 補償有 |
飲酒やドラッグ使用を起因とする事故 | 補償無 | 補償有 |
危険特殊スポーツを起因とする事故 | 補償無 | 補償有 |
妊娠 | 補償無 | 補償有 |
救急車 | 補償有 | 補償無 |
処方薬 | 補償有 | 補償無 |
本国送還費用 | 補償有 | 補償無 |
車いすや松葉杖、ギブスなどの補助器具 | 補償有 | 補償無 |
万が一病院にかかった場合でも州保険に加入していることで、一時的な費用の建て替えを防ぐこともでき、診察や治療、手続きもカナダ国民と同等に受けられるので非常にスムーズです。
また、州の医療保険に加入した後も、民間の保険に加入し続けることが政府からのワーホリ渡航者への要件でもあります。
そして両方の保険にカバーされていることでより幅広い補償を受けることができる。しかし、さらなるメリットとして挙げられるのが…。
3. ワーホリ保険BestQuote-MedECプラン加入でキャッシュバックがもらえる
MedEC加入者が州医療保険に加入すると、ワーホリ保険を解約せずに部分返金を受け取ることができます。$25の事務手数料を差し引きして、残存するMedEC保険有効日数の25%を返金します。 返金申請方法は州保険加入証明書と返金申請書をメール送信するだけです。他のワーホリ保険も比較し、カナダ渡航に最適な保険を見つけてくださいね。BestQuoteでは最適なワーホリ保険に加入するためのお手伝いをさせていただきます。
また、2024年10月からBestQuote MedECプランにオンライン診療サービスMaple補償が追加!MedEC加入者は年に3回までのオンライン診療サービスを無料で利用することができます。自宅にいながら、医師に症状を相談→デジタル処方箋を受け取ることが可能です。場合によっては処方薬を自宅まで配達するサービスもございます。